工場や建物の設備が“当たり前”に動くためには、実はたくさんの電気配線や制御機器が関わっています。
制御組立/工事課は機械を「つなぐ」ための大切な役割を担う仕事です。
工場の機械が動く。
設備が安全に動き続ける。
ボタンひとつで機械が正しく動作する。
その裏側には、一本一本の配線を丁寧につなぎ、機械や設備に「命」を吹き込む仕事があります。
今回は、そんな制御工事課の仕事についてご紹介します。

制御組立/制御工事課って?
三森電機には、工場の機械や設備を動かすために欠かせない「制御組立課」と「制御工事課」があります。どちらも制御設備に関わる仕事ですが、それぞれ役割が異なります。
制御組立課は、機械や設備を動かすための「制御盤」を製作する仕事です。図面をもとに部品を取り付け、配線を行い、一つひとつ丁寧に組み立てていきます。制御盤は設備の頭脳ともいえる重要な存在で、正確さと丁寧さが求められます。
制御工事課は、完成した制御盤を工場や現場へ設置し、機械や設備と接続する仕事です。配線工事や機器の取り付け、動作確認などを行い、設備が安全かつ正常に動く状態をつくり上げます。
制御組立課が「つくる仕事」なら、制御工事課は「現場で完成させる仕事」。それぞれが連携することで、一つの設備が動き出します。
お客様の生産現場を支える重要な役割を担っているため、責任とやりがいを感じられる仕事です。現場ごとに異なる設備に携わるため、新しい知識や技術を身につけながら成長できるのも制御組立/工事課の魅力です。
主な仕事内容

制御盤の組立
図面をもとに、制御盤の中へブレーカーやリレー、PLCなどの機器を取り付けます。機器の配置や固定方法にも細かなルールがあり、正確な作業が求められます。
制御盤内の配線作業
機器同士を電線で接続し、制御盤が正しく機能するように配線します。一本一本の配線が設備の動作につながるため、丁寧さと集中力が大切です。
電線加工・部品準備
電線の切断や圧着端子の取り付け、部品の仕分けなどを行います。組立作業をスムーズに進めるための重要な工程です。
現場での配線工事
工場や設備の設置現場で、制御盤と機械をつなぐ配線工事を行います。ケーブルの敷設や接続作業を通じて、設備が動く環境を整えます。
制御盤の据付・設置
完成した制御盤を現場へ搬入し、所定の位置へ設置します。安全性やメンテナンス性を考慮しながら作業を進めます。
制御組立課のスケジュール
制御組立課の1日は、制御盤の組立や配線を行い、設備を動かすための“頭脳”をつくる仕事です。
図面をもとに、一つひとつ丁寧に部品を取り付け、配線を行いながら完成へと仕上げていきます。
ここでは、一般的な1日の流れをご紹介します。
【1日のスケジュール】
08:00 出社・朝礼・メールチェック
メールチェックと1日のスケジュールや、その日の作業内容を確認します。
08:15 制御盤組立(配線前)
部品の確認、盤内のレイアウト、穴あけなどを行います。
10:00 休憩
15分の休憩をします。
休憩後、盤を組める形まで作ったので、次に配線作業をします。
12:00 昼食
昼食をとり、その後は自由に休憩します。
13:00 制御盤組立(配線)
午後で配線を終わらせられるように、時間を見て配線を完了させます。
15:00 休憩・盤の配線チェック
15分の休憩をします。
休憩後、ブザーチェックやパソコンを使い電源を入れて間違いがないかを
確認します。
16:30 盤の掃除・梱包
チェック終了後に盤の掃除を行い、梱包して出荷準備まで行います。
17:00 帰宅
身の回りを片付け、退勤します。
制御工事課のスケジュール
制御工事課の1日は、工場や設備の現場で配線・据付・調整を行うことが中心です。
現場によって作業内容は変わりますが、ここでは一般的な1日の流れをご紹介します。
【1日のスケジュール】
08:00 出社・朝礼・メールチェック
メールチェックと1日のスケジュールや、その日の作業内容を確認します。
08:15 現場作業
現場へ移動し、制御盤や設備機械の配線作業を行います。
10:00 休憩
15分の休憩をします。休憩後、午前中の続きや配線チェックを行います。
12:00 昼食
しっかり休憩をとり、午後の作業に備えます。
13:00 午後の現場作業
機械の据付や追加配線などを行います。
15:00 休憩・試運転の準備
15分の休憩をします。休憩後、試運転に向けて準備などを行います。
16:30 仕上げ・片付け
その日の作業を整理し、清掃、工具の片づけを行います。
17:00 帰宅
会社へ戻り、事務処理や翌日の準備をして退勤します。
この仕事の特徴
・モノづくりの最前線に携われる
・設備が動く感動を味わえる
・高い専門技術が身につく
・毎回違うモノづくりに挑戦できる
・現場と工場の両方で活躍できる
1日の終わりの達成感は?
この仕事は、毎日少しずつ設備を完成に近づけていく仕事です。
朝はまだ何もつながっていなかった配線が、作業を終える頃にはきれいに収まり、機械として形になっていく。
図面を見ながら一本一本配線したものが、実際に動作した時には、大きな達成感があります。
特に、試運転で設備が正常に動いた瞬間は、この仕事ならではのやりがいを感じます。
仲間と一緒に悩みながら進めた現場ほど、「無事に動いてよかった」という喜びも大きくなります。
また、目に見えて成果が残る仕事です。
自分たちが施工した設備が工場で動き続け、多くの人の仕事を支えている。
そんな実感を持てることも、この仕事の魅力です。
一日の終わりには疲れもありますが、それ以上に「今日も現場を前に進められた」という充実感があります。
小さな積み重ねが、最終的に大きな設備の完成につながっていく。
その達成感が、次の日のやる気にもつながっています。
つらい事・大変なこと

■ 配線1本のミスが設備の動作に影響する
制御の仕事では、数百本から数千本の配線を扱うこともあります。わずかな配線ミスや接続間違いが設備の正常な動作に影響するため、細かな確認を繰り返しながら慎重に作業を進めます。
■ 図面を理解する力が必要
制御盤や設備の配線は図面をもとに製作・施工します。最初は記号や回路の意味を覚えることに苦労することもありますが、経験を積むことで設備全体の動きが理解できるようになります。
■ 不具合の原因を見つける難しさ
試運転時に設備が思うように動かないこともあります。配線や機器の状態を一つひとつ確認しながら原因を探るため、知識と根気が必要になります。問題を解決し、設備が正常に動いた時の達成感は大きなものです。
■ 現場ごとに求められる対応が違う
設備やお客様によって仕様や作業内容が異なるため、毎回同じ仕事ではありません。その都度、新しい知識や技術が求められるため大変さもありますが、自分の成長を実感しやすい仕事でもあります。
それでも続けられる理由は
制御組立課・制御工事課の仕事は、決して楽なことばかりではありません。
細かな確認作業や集中力が必要な場面も多く、現場では体力を使うこともあります。その分
・自分たちの仕事が形として残る”やりがいを感じられる
・何もなかった場所に設備が完成し、自分たちが配線した機械が動き出す瞬間に立ち会える
・この設備を自分たちがつくったという実感がもてる
こうしたやりがいと、経験を積むことで技術や知識が身につき、「昨日よりできることが増えた」と実感できることなどが、この仕事を続けられる理由のひとつです。
人の暮らしや工場の設備を支える大切な仕事だからこそ、誇りを持って働ける。
それが、制御組立課・制御工事課の仕事です。

新入社員へ一言
最初は、分からないことだらけで当然です。
工具の名前、図面の見方、配線の作業――最初から完璧にできる人はいません。
制御工事の仕事は、実際に現場を経験しながら少しずつ覚えていく仕事です。
だからこそ、焦らず、一つひとつできることを増やしていけば大丈夫です。
大切なのは、「やってみよう」という気持ちと、分からないことを素直に聞けること。
現場には、困った時に支えてくれる先輩や仲間がいます。
最初は小さな作業でも、経験を積むことで、自分で配線を任されたり、設備の立ち上げに関われるようになります。
そして、自分が携わった設備が動いた瞬間には、大きな達成感を味わえます。
大変なこともありますが、その分、自分の成長を実感できる仕事です。
一緒に学びながら、ものづくりを支えていきましょう。
■株式会社三森電機
📞【お電話】0247-33-0020
📧【メール】info@mimoden.co.jp
💻【WEBサイト】https://mimoden.co.jp
📷【Instagram】https://www.instagram.com/jyouji.mimori
🏢【所在地】福島県東白川郡棚倉町大字逆川字前山1-27
投稿者プロフィール

最新の投稿
お仕事2026年6月23日制御工事課ってどんな仕事?配線の先にある達成感
お仕事2026年4月22日電気設備課ってどんな仕事?地域の建物を支える誇り
採用関連2026年3月18日未経験から電気工事士へ ~ 三森電機が大切にしていること ~
採用関連2026年2月18日未経験から電気工事士へ ~ 三森電機で働くという選択 ~

